お疲れさまです。はつきです。
今回はHDVについて解説していきます。
HDVってなに?
ブラックロック社が運用するモーニングスター配当フォーカス指数に
連動するように運用されるインデックス型ETFです
ETFとは「Exchange Traded Fund」の略で日本語だと上場投資信託です
引用:Google Fainance
名称 | iShares core High Dividend ETF
(iシェアーズ・コア高配当株ETF) |
運用会社 | ブラック・ロック社 |
ベンチマーク | モーニングスター配当フォーカス指数 |
経費率 | 0.08% |
資産総額 | 104.90億米ドル |
基準価格 | 110.13245米ドル |
配当利回り | 3.03% |
トータルリターン
(3年) |
9.07% |
配当月 | 年4回(3月・6月・9月・12月) |
※2024年4月1日時点での情報を掲載
HDVは2011年3月に設定されていて分配金は年4回となっています
主な構成銘柄
・エクソンモービル
・シェブロン
・ベライゾン・コミュニケーションズ
・ジョンソン・エンド・ジョンソン
・アッヴィ
・メルク
・フィリップ・モリス・インターナショナル
・ペプシコ
・コカ・コーラ
・アルトリア・グループ
高配当の大型株が中心となっています。
構成銘柄の入れ替えは年4回で構成比率は毎年変わります
セクター比率
エネルギー | 26.16% |
生活必需品 | 17.99% |
ヘルスケア | 17.25% |
情報技術 | 8.80% |
公益事業 | 8.55% |
メリット・デメリット
メリット
経費率が低い
HDVの経費率は0.08%と低く設定されています。
100万円の金額に対して年間800円の経費です。
高配当に期待できる
直近の配当利回りは「3.03%」となっており高配当が期待できます
また、HDVの構成銘柄は基本的に安定性の高い企業を選定していることから
安定した配当金がもらえます。
インカムゲインとキャピタルゲインの両方が狙える
HDVは、年初来より安定的に価格を上昇させていますので
インカムゲインとキャピタルゲインの両方に期待できます。
デメリット
構成銘柄に偏りがある
HDVは3つのセクターで50%以上構成しているため偏りがあります
S&P500等と連動するETF等と比較すると
ITセクターによる価格上昇の恩恵を受けられません
ただ、HDVの魅力は「高配当」なので大きな問題ではありません
構成銘柄が少ない
HDVは70~80程の銘柄で構成しているためVYMと比べると少なく感じてしまいますが
数か月単位でリバランスを行っていることから、安定性はあります
まとめ
HDVは年3%以上の高い分配金が期待できるETFです
投資対象が少ないため分散効果が低いですが数か月単位でリバランスを行っているので安定性はあります
高い分配金のみならず年初来より価格を上昇させていますのでインカムゲインも狙えます
僕もHDVに投資をしており分配金もいただいています
配当金生活を目指したいならおすすめの銘柄となっています。