お疲れさまです。はつきです。
今回はVYMについて解説していきたいと思います
VYMってなに?
VYMとはバンガード社が提供しているETF(上場投資信託)で
Vanguard High Dividend Yield ETFです
名称 | バンガード米国高配当株式ETF
(Vanguard High Dividend Yield ETF) |
運用会社 | バンガード社 |
ベンチマーク | FTSFハイディビデンド・イールド・インデックス |
資産総額 | 533.08億米ドル |
基準価格 | 117.66米ドル |
配当利回り | 2.23% |
トータルリターン
(3年) |
8.89% |
VYMは2006年11月に設定されていて分配金は年4回
年平均で3%程度の分配金が支払われます
主な構成銘柄
- ブロードコム
- JPモルガン・チェース・アンド・カンパニー
- エクソンモービル
- ジョンソン・エンド・ジョンソン
- プロクター・アンド・ギャンブル
- ホーム・デポ
- メルク
- アッヴィ
- シェブロン
- ウォルマート
高配当の大型株が中心となっています。
構成銘柄の入れ替えは年1回で構成比率は毎年変わります。
銘柄数も変わります。
セクター比率
金融 | 20.20% |
ヘルスケア | 15.20% |
生活必需品 | 12.75% |
エネルギー | 11.17% |
資本財 | 10.37% |
VYMの価格推移
引用:楽天証券
VYMはコロナショックにより大きな下落をしていますが
その後は価格を上昇させています。
キャピタルゲインのみではなく、インカムゲインも狙える銘柄としても優秀です。
メリット・デメリット
メリット
経費率が低い
VYMの経費率は0.06%と低く設定されています。
100万円の金額に対して年間600円の経費です。
分散投資が可能
VYMの組入銘柄は約400社と多いので他の高配当ETFに比べて銘柄数は多いです。
値上がり率が高い
VYMはETFそのものの値上がりも好調となっていて
直近5ねんで見れば33%以上、設定以来110%を超える値上がり率です
デメリット
キャピタルゲイン狙いには不向き
一定の値上がりは期待できるものの、他のETFに比べて高いわけではないので
キャピタルゲインを狙いたいのであればeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)
やeMAXIS Slim S&P500がいいです
配当利回りは他のETFに比べると低い
構成銘柄が多いためHDVやSPYDに比べると利回りは高くはありません
二重課税が課される
分配金に対する日本とアメリカからの税金がかかります
まとめ
VYMは高配当企業400社以上が組み込まれているため
年3%を超える高い分配金が期待できるETFです
分配金についてはHDV・SPYDに劣りますが
投資対象が広いため分散投資効果と低い経費率により安定した投資効果が得られます
中長期的な投資にはとてもおすすめな銘柄になっています
オルカンやS&P500に投資しながら分配金も欲しい方は自分のポートフォリオに
組み込んでみてはいかがでしょうか